年末年始のJR利用、前年比11%増 コロナ禍前も上回る
JR旅客6社は6日、年末年始(昨年12月27日~1月5日)の利用状況を発表した。全国主要46区間の新幹線や特急の利用者数は前年同期比11%増の1309万人で、コロナ禍前の2018年度の実績も2%上回った。各社は「9連休が可能となる曜日配列で、遠距離の利用が目立った」と分析している。 新幹線は、昨年に能登半島地震の影響を受けた北陸(JR西日本管内)が前年同期比40%増と大幅に伸びた。東北と東海道はいずれも8%増で、このうち東海道の1日平均利用者数は過去最高の41万2千人にのぼった。北海道は19%増、九州は7%増だった。(細澤礼輝)
朝日新聞社