〔欧州株式〕軒並み上昇=英0.42%高、仏0.14%高、独は休場(24日)
【ロンドン時事】24日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比34.27ポイント(0.42%)高の8136.99で引けた。 フランスCAC40種指数は0.14%高、ストックス欧州600種指数は0.18%高だった。英仏市場は短縮取引で、ドイツは休場だった。 クリスマス休暇を控えて閑散商いとなる中、中国の追加景気刺激策への期待などからエネルギー株や鉱業株が買われ、相場を押し上げた。25、26両日の欧州株式市場はいずれも休場となる。 FTSEの構成銘柄では、通信大手エアテル・アフリカが3.87%高、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスが2.23%高、鉱業大手アングロ・アメリカンが2.08%高と相場をけん引。一方、住宅大手パーシモンは2.39%安、賭け屋大手エンテインは1.25%安、産金大手エンデバー・マイニングは0.62%安となった。 CACでは、ライフサイエンス企業のユーロフィン・サイエンティフィックが1.85%高、自動車大手ルノーが1.77%高、不動産投資信託のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールドも1.77%高と買われた。半面、金融大手クレディ・アグリコルは0.88%安、高級ファッションブランド「グッチ」を展開する仏ケリングは0.59%安、金融大手ソシエテ・ジェネラルは0.45%安で引けた。