貯金はいくらあれば安心?実際の貯金額は!? 40代に「マネーの理想と現実」を聞きました
●第4位:5,000万円 「老後に年金が貰えなくても暮らしていけそう」(49歳男性/その他/現在2,000万円) 「生活費が5,000万円ぐらいあれば人生の最後の日までお金に困ることは無さそうだから」(47歳男性/その他/現在100万円未満) 「なんとなくそれぐらいあれば当面なんとかなりそうという漠然とした気持ちから」(49歳男性/その他/現在500万円) 1億円というと途方もない金額で全く現実味がないけれど、その半分の5,000万円くらいあればなあ……という願望でしょうか。20年後の物価水準が現在と同じだと仮定すると、5,000万円はかなり心強い金額ですよね。 ●第5位:2,000万円 「老後に必要な資金が2,000万円くらいと聞いたため」(49歳男性/その他/現在500万円) 「あと20年働くとしてこのくらいこの歳であるとちょっと安心」(42歳女性/コンピュータ関連以外の技術職/現在700万円) 「子どもの教育費がとりあえずキープ出来てたら安心」(44歳女性/主婦/現在1,500万円) “老後2,000万円問題”のニュースはかなりインパクトがあり、この金額を意識してしまう人は少なくないようです。もちろん2,000万円あれば万事OKというわけでなく、これはあくまで通過点。元気で働けるうちにこのラインに到達して、さらに上乗せを狙っていきたいところですね。 ●その他、こんな意見も… 「100万円未満。自給自足の生活だからカネはいらん」(49歳男性/その他/現在100万円未満) 「300万円。公的扶助が充実している国なので、貯えがなくても生きていくのに困らないと思います」(46歳男性/金融関係/現在1,000万円) 「500万円。2年ぐらいは無収入でも食いつなげそうだから」(49歳男性/営業・販売/現在1,500万円) 「1,500万円。何かあったときの生活費を1,000万円と教育費500万円があったらとりあえずは、生きていけそうだから」(47歳女性/主婦/現在1,000万円) 「4,000万円。なんとなく。家賃はかからないけど、他にどのくらいかかるか分からない」(49歳女性/その他/現在300万円) 「6,000万円。夫婦2人でなんとかなりそう」(46歳女性/その他/現在3,000万円) 「7,000万円。突発事故とかが起こったときのために、これくらいは必要だろうなと」(46歳男性/営業・販売/現在3,000万円) 40代時点でいくらあれば安心かは、家族構成やライフスタイルによっても異なるので、明確な線引きはできません。ただ、(お恥ずかしながら)計画性がなく貯金についても見て見ぬフリをしてきた筆者としては、今回のアンケートを通じてさまざまな金銭感覚に触れることができ、いろいろ考えさせられました。皆さんもぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?
中田綾美