双子の弟、太田勝馬の決勝2点三塁打で東海大札幌が大垣日大を下す/神宮大会
明治神宮野球大会第1日(20日、大垣日大0-3東海大札幌、神宮)高校の部1回戦で、10年ぶり5度目の出場の東海大札幌(北海道)は、一回に4番・太田勝馬(しょうま)内野手(2年)の右中間先制2点三塁打などで3点を先行。3投手の継投で、14年ぶり3度目の出場で2009年以来の優勝を狙った大垣日大(東海)を無失点に抑え切り、準々決勝進出を決めた。 「2ボールだったので、(次は)変化球だと思って張った。いつもセカンドの頭の上をライナーのイメージでいるので、低めのスライダーがほぼ真ん中にきて、打てた」と太田。 父・勝行さんは、元北海高野球部員で1994年に1番・右翼で出場しており、『父子2代』の甲子園出場をめざしている。双子で、兄の太田勝心(まさむね)外野手(2年)が右投げ左打ちの1番・中堅で出場、4番の弟は右打ちで、自宅から往復約3時間仲良く会話しながら通学をしているが、この試合で兄は4打数無安打、本人も第2、第3打席が四球、第4打席が三振で「次は、一緒に活躍して勝ちたい」と意欲を見せた。