創成館、試合感覚磨く 全国制覇へ紅白戦交え練習 /長崎
<センバツ甲子園> 第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、毎日新聞社など主催)へ2年ぶり4回目の出場が決まった創成館(諫早市)の選手は一夜明けた25日、目標とする全国制覇に向けて練習に打ち込んだ。 午前8時半、グラウンドに集合した選手を前に稙田(わさだ)龍生監督(55)は「出場が決まってからが勝負。私生活から、当たり前のことを徹底しよう」と訓示。試合感覚を磨こうと、紅白戦で本番さながらの熱いプレーを展開した。 昨秋の九州地区大会では背番号10ながら登板できなかった近藤大地投手(2年)は「出場しても投げられなければ意味がない。(背番号)1番を目指す」とセンバツに向けた意気込みを語り、紅白戦でも気迫の投球を見せた。 センバツ出場への反響は大きく、地元の友人らから祝福メッセージがLINE(ライン)で100件以上届いたという福岡県出身の猿渡颯(はやて)選手(2年)は「泥臭いプレーで期待に応えたい」と決意を新たにしていた。【中山敦貴】 〔長崎版〕