50代、海外旅行をラクにするコツ7つ。疲れない工夫と持って行ってよかったもの
元祖・節約主婦でエッセイストとして知られる、旅好きの若松美穂さんが、海外旅行を楽しくするために心がけていることを語ります。一緒に行く人はどんなタイプ? 携帯すると便利なものは? 【若松さんの写真】台湾でお茶を楽しむ
1:旅行に行く前に「過ごし方」のすり合わせを
旅先でなにを大切にするかは人それぞれ。行先や目的、日程によっても異なるかと思います。自分を優先するひとり旅であれば問題はないけれど、数人での女子旅や夫婦二人旅、過ごし方にそれぞれの好みがあります。 「お互い好きに過ごそう」というふうにできれば、それがラクです。ただ共に過ごす時間が少しでもあるのなら、事前に自分や相手の好みを知っておく、時に伝え合うことが必要かもしれません。 以前ある人が教えてくれました。日中のランチや数時間のお出かけ時にはなにも問題がなかった相手だけれど、いざ旅行となって、お互いの泊り先での過ごし方を確認せずに出かけたら問題発生。 Aさんは、お酒はまったく飲まない早寝早起きさん。朝から入浴をし、散歩をしたり、TVを見たり。ごはんも早い時間にしっかり食べたいタイプ。同行した人Bさんは、夜にお酒を飲みながらおしゃべりを楽しみ、朝は最終の朝食時間に間に合うくらいまでゆっくりと寝ていたいタイプ。 そんなことをお互い知らず、夜の時間を楽しみにしていたBさんがお風呂に入っている間に、Aさんはさっさと寝てしまったのだとか。Bさんはビックリ、そしてガッカリ。しかも早寝したAさんが、早朝から動きだしたため、Bさんはゆっくり眠ることができず、この先二人での泊まりはやめようという結論になったのだそう。 もちろんこれは笑い話。そこで縁がきれたわけではなく、その後も日中のお出かけは楽しく続けたとのこと。旅先でケンカになったり険悪にならないためにも、事前にすり合わせをしておくと安心ですね。
2:疲れたらホテルに戻ってお昼寝する
皆さんはいかがでしょう。私は1泊くらいであれば、睡眠不足でもがんばって観光ができるのですが、国内でも海外でも数日あるのであれば、適度な睡眠時間や体を休めるゆとり時間を確保したい人。 疲れを感じた場合はエネルギーチャージ。いったんホテルに戻り、短時間の昼寝をすることも。そうすることで、夜遅くまでの外出や、翌日の早朝からの活動を楽しむことができたりもします。