去就不透明のキミッヒにPSGが接近、バイエルンは選手と話し合いへ
バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)には、パリ・サンジェルマン(PSG)からの関心があるようだ。 キミッヒは2015年夏にRBライプツィヒからバイエルンへ加入して以降、中盤や右サイドバックなど複数ポジションで活躍し、チームの絶対的な主軸に定着。昨シーズンも公式戦43試合2ゴール10アシストの成績を残した。 一方で、新たにヴァンサン・コンパニ監督を指揮官に迎えたチームは、フルアムからポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(29)を獲得。ドイツ代表MFアレクサンダル・パブロビッチの台頭もあり、契約が2025年夏までとなるキミッヒの立場も安泰とは言えないものになっている。 スポーツ部門取締役を務めるマックス・エバール氏が「どの選手にもレギュラーの座は確約されていない」と語る中、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとキミッヒにはPSGが関心を強めているとのことだ。 PSGのナセル・アル・ケライフィ会長とルイス・エンリケ監督は、経験豊富なキミッヒを高く評価。今夏の獲得を目指しつつ、難しいようなら来夏にフリーとなったところを獲得するプランも持っているようだ。 バイエルンはこうした関心を把握しつつ、まずはキミッヒと交渉の場を設ける予定とのこと。契約延長の可能性について探りつつ、話し合いが不調に終わった場合は今夏売却に踏み切る可能性も報じられている。
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