スーパーGT、クアラルンプールで『マレーシア大会』調印式 副大臣らも出席 来季12年ぶりに開催、観客動員8万人目標
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が9日、来季12年ぶりに開催するマレーシア大会の調印式をクアラルンプールで行った。契約は2027年までの3年間。12日までにGTAが発表した。 マレーシア大会は、8月上旬に公開された来季の申請カレンダーで第3戦(6月28日決勝、セパンサーキット)として組み込まれた。9月1日決勝の第5戦(鈴鹿大会)で調印式を予定していたが、台風10号の影響で同大会が12月に延期されたため、坂東代表が現地へ出向いた。 調印式にはマレーシアのカイルル・フィルダウス・アクバル・カーン観光芸術文化副大臣が立ち会い、大会プロモーターのHAROモータースポーツ&エンターテインメントのファリザル・ハサン代表らが出席。近隣国を含めて約8万人の観客動員を目標にしたハサン代表は「スーパーGTが再びマレーシアにやってくることを大変光栄に思っている」とあいさつした。 スーパーGTはコロナ禍で、19年タイ大会を最後に海外大会を阻まれていた。復活への第一歩を記した坂東代表は「マレーシアへの海外旅行誘致策の一環として、スーパーGTがお役に立てるよう進めてまいります」と約束した。
中日スポーツ