「メッカ大巡礼」中に猛暑で500人超死亡、行方不明者も多数 気温50度越え
今週、約200万人のイスラム教徒がサウジアラビアの聖地メッカを訪れる大巡礼を終えるが、数百人が猛暑のため巡礼中に命を落とした。 報道によると大巡礼中の死者は少なくとも562人に達した。 死者のうち307人がエジプトからの巡礼者で、さらに118人が行方不明だという。大巡礼の期間中、気温は約51度を超えていた。 大巡礼の時期は太陰暦に基づいており、毎年10日ずつ遡る。徐々に冬に向かっているものの、2040年代まではサウジアラビアが真夏の時季に行われることになる。