中村・早坂・茶谷選手と触れ合う 千葉ロッテ交流イベントに500人 鴨川(千葉県)
プロ野球・千葉ロッテマリーンズと鴨川市による交流イベント「2024 ALL FOR CHIBA KAMOGAWADAY」が15日、市総合運動施設の市営野球場で開催された。3選手が来訪し、地元の球児やファンら約500人と触れ合った。 マリーンズは、2019年まで秋季鴨川キャンプを実施。球団と市は、フレンドシップシティ・プログラム協定を結んでいる。交流イベントは、地域連携策として昨年から実施されている。 来訪したのは中村稔弥投手、早坂響投手、茶谷健太内野手。 公募した市内の小学生との▽打って遠くまで飛ばそう!打撃対決▽狙った的に当てよう!ストラックアウト対決▽ちゃんと取れるかな!フライキャッチ対決――の他、抽選で選ばれたファンとの野球版「だるまさんがころんだ」で触れ合った。
この他、地元のチアダンスチーム「ORCAS☆」によるダンスショー、選手との写真撮影会、サインボールの投げ込みなどもあり、盛り上がった。 最後は3選手を代表して早坂投手が「僕たちも楽しかった。マリーンズは来年、優勝を目指して頑張るので応援をよろしくお願いします」などとあいさつし、イベントを締めくくった。 安房では他にない公式ファン交流イベントで、選手と間近に触れ合える貴重な機会。記念撮影会の抽選券配布は、イベント開始1時間前の午後0時半からだったが、早くから長蛇の列ができる人気ぶり。寒空の下、一番乗りした鴨川中2年の平魅来さんは「11時ごろから並んだ。家族7人で来ました。みんなマリーンズのファンです」と話していた。 フライキャッチで早坂投手からグローブを手渡された天津小湊小6年の横嶋秀矢さんは「昨年、試合を見に行きファンになった。憧れのプロ選手とゲームを楽しめ、グローブももらえてうれしい」と白い歯をのぞかせた。 交流イベントの様子を房日新聞公式ユーチューブで公開している。