なぜ20代の若者が強盗をしてしまうのか…危険な「闇バイト」から家族を守る具体的な方法
特にSNS上には個人情報を知られて犯罪に巻き込まれる危険がつねに存在しています。身元がよくわからない相手とは、つながりを持たないようにすることも必要です。 ■「現金をプレゼントします」 取材した方のなかには、お金に困って「新規に銀行口座を開設すれば、資金を工面してあげられる」といった書き込みを見て、キャッシュカードを送ってしまい、それが詐欺に悪用されたケースもありました。このときは「現金をプレゼントします」というアカウントをフォローしたことがきっかけで募集を目にしています。
SNS上のあらゆるところに、犯罪グループの罠が潜んでいます。犯罪につながるようなワードを検索しない、危険そうなアカウントをフォローしないといった、きっかけをつくらない心がけも大事になります。
多田 文明 :詐欺・悪徳商法ジャーナリスト