トヨタが超スゴい「新2ドアSUV」実車初公開! 現代版「ハイラックスサーフ」やん! “脱着ルーフ仕様”爆誕… 「市販化を!」望む声多し、米国で展示
現代版ハイラックスサーフ!2ドア&着脱ルーフの「4ランナーTRDサーフコンセプト」発表 SEMAショー2024
2024年11月5日より開幕した世界最大級のアフターマーケット見本市「SEMAショー2024」にてトヨタが発表したとあるクルマが注目を浴びています。 いったいどのようなクルマなのでしょうか。 【画像】超カッコイイ! これが「新サーフ」です。(77枚)
1967年より年に1回開催している、アフターマーケットの見本市となる「SEMAショー(Specialty Equipment Market Association、米国自動車用品工業会)」。 様々な会社・ブランドがカスタムやエンジンのチューニングをはじめ、タイヤやホイールといった展示。 さらには塗装、リペア用品、カーケア用品、カーラッピング、電装品、工具、整備用品なども出展します。 ここ十数年は日本車人気の煽りを受け、スポコンやドリフト系に関連する展示も目立っており、その市場規模は全体で476億ドルに達します。 そうしたSEMAショーにおいて、自動車メーカーによる展示も醍醐味のひとつ。 特に近年ではトヨタがSEMAショーに積極的な姿勢を見せており、モータースポーツが育て上げたDNAを持つ「GR」系列だけでなく、コロナ禍を経て人気が高まったアウトドア趣味へ訴えかける、ピックアップトラックやオフロードSUV関連の展示も充実。 例年通り、今年もトヨタは複数のカスタムカーを展示しましたが、中でも「4ランナーTRDサーフ・コンセプト」は大きな注目を浴びています。 トヨタが北米市場で販売する「4ランナー」は、日本でも2009年まで販売されていた「ハイラックスサーフ」の海外仕様車です。 ハイラックスサーフ自体はピックアップトラックである「ハイラックス」のベッド部分に、FRP製の脱着可能なルーフを架装したモデルとして当初は誕生しました。 2代目からはルーフが一体化されたものの、1990年以降のRVブームによる後押しを受けて強い人気を博します。 その後、3代目以降は北米市場向けピックアップ「タコマ」をベースとしただけでなく、ハイラックスが新興国市場向けの小型なピックアップとして刷新されたことも影響し、ハイラックスサーフは徐々に大型オフロードSUVとしての進化を歩みました。 2024年には最新モデルとなる6代目モデルが発表され、同年おわりの発売を予定しています。 今回、トヨタは新型4ランナーの登場に際して、これをベースとするコンセプトカー「4ランナーTRDサーフ・コンセプト」を制作、SEMAショーにてお披露目しました。