シェフラー、初の年間王者へ大きく前進 初日「65」でリードを7打に広げる
米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ツアー選手権は29日、米ジョージア州のイースト・レイクGC(7,490ヤード・パー71)で第1ラウンドが行われ、10アンダーからスタートしたスコッティ・シェフラー(米)がこの日のベストスコア「65」でプレー。後続に7打差の通算16アンダーまでスコアを伸ばし、自身初の年間チャンピオンへ大きく前進した。 ポイントランク1位のハンデとして2打リードで初日を迎えたシェフラーだが、1番をボギーとし、同組のザンダー・シャウフェレ(米)がバーディとしたことでいきなりアドバンテージは消失。それでも3番、7番をバーディとして1アンダーで折り返すと、後半はボギーなしの5バーディと圧巻のゴルフを展開し、2位以下を大きく引き離した。 シェフラーは過去2年もポイントランク1位で最終戦を迎えたが、昨年はヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)、一昨年はローリー・マキロイ(北アイルランド)に逆転を許して年間王者にはとどかず。「リードのことは考えなかった。まだ初日。72ホールあるんだ。自分の世界に入ってプレーすることに集中した」と、3度目の正直に向けて気を引き締めている。