2025年大阪・関西万博に向けた世界に通用するブランドづくりにも選定! JAL客室乗務員が伝える泉州タオルの魅力
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。 【画像】犬鳴山七宝瀧寺(写真提供:大阪府泉佐野市役所) 今回お話を聞いたのは、西日本支社で泉州タオルの魅力発信に携わるJALふるさとアンバサダーの上杉遥菜さん。 ――取り組みについて教えてください。 大阪府の南部、関西国際空港の対岸に位置する街、泉佐野市をご存じでしょうか。本市に属する犬鳴山には、約1300年前に役行者によって開祖された日本最古の修験根本道場・犬鳴七宝瀧寺のほか、府内唯一の温泉郷があることで知られています。また、りんくうプレミアムアウトレットがあるなど、豊かな自然と観光客でにぎわう活気を兼ね備えた街です。 そんな泉佐野市で作られている特産品の1つでもある「泉州タオル」の魅力をご紹介いたします。泉州タオルは和泉山脈の豊富な地下水を使用し、「後晒(あとざらし)」という製法を用いて、糸につけた糊や不要な油分、不純物をきれいに除去し、漂白・水洗いをします。そうすることで泉州タオルの特徴である「吸水性」「清潔」「やさしい肌触り」を実現しています。 ――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。 大阪府を担当するアンバサダーとして、「水とともに生きる泉州タオル」の魅力発信をさせていただいております。2020年10月に泉州タオルは「2025年大阪・関西万博に向けた世界に通用するブランドづくり」の一翼を担う12の地域ブランドの1つに選定されました。また2022年2月には新ブランド「水とともに生きる泉州タオル」の創設、特設オンラインショップを立ち上げました。これを機に日本国内のみならず海外のお客さまにも泉州タオルのよさを知っていただきたいです。 ――今後の展開・展望について教えてください。 皆さまがタオルを選ぶ際のこだわりは何ですか? 泉州タオルは、前述したとおり高品質・高機能なタオルとして日常使いにとてもお勧めです。タオルは毎日さまざまなシーンで使用するものですから、清潔で肌に優しいものを選びたいですよね。 2025年2月には羽田空港の第1ターミナル2階にある羽田産直館にて、泉州タオルのポップアップ出店を予定しております。その際には、大阪タオル工業組合さまとJALが協力し、泉佐野市の活性化を目的として開発された新商品のタオルも販売予定です。私もデザインに携わらせていただきました。泉州タオルのよさをぜひ実感しにいらしてください。 ――旅行者に向けてメッセージをお願いします。 りんくうプレミアム・アウトレットのなかには泉州タオルを購入できる店舗があります。関西空港を利用して旅をなさるお客さまのなかには、飛行機の搭乗前後にアウトレットを訪れる方も多いと思います。ぜひ一度店舗にお越しいただきタオルを触ってよさを知っていただきたいです。ECサイトでもご購入いただけます。年末のこの時期はふるさと納税を利用するのもお勧めです。返礼品としても泉州タオルはとても人気です。ぜひこの機会にJALのふるさと納税のサイトもご覧ください。
トラベル Watch,編集部