ポルト指揮官コンセイソンが退任…2017年の就任から歴代最多となる11個のトロフィー獲得
ポルトは、セルジオ・コンセイソン監督の退任を発表した。 現役時代にポルトガル代表で活躍したコンセイソン監督は2017年、主にユース時代からキャリア序盤を過ごした古巣ポルトに指揮官として帰還。以降、7年間にわたって公式戦379試合でチームを指揮して70%を超える勝率を記録し、3度のプリメイラ・リーガ優勝や4度のタッサ・デ・ポルトガル制覇などを成し遂げた。 ポルトに数々のトロフィーをもたらし、ヨーロッパの舞台でも確かな実績を残し続けたコンセイソン監督だが、今夏に退任する可能性が先日から伝えられてきた。 そしてポルトは4日、コンセイソン監督が退任することを発表。公式ウェブサイトで「エンブレムを守り始めてから30年以上が経ち、49歳の彼はコーチとしての最多試合数(379試合)、最多勝利数(274勝)、最多トロフィー(11個)を記録し、FCポルトに別れを言った。ありがとう、セルジオ・コンセイソン」と伝えた。 なお、2019年の加入から2022年の退団までポルトに在籍した元日本代表MF中島翔哉を指導したことでも知られるコンセイソン監督の今後は不透明。ただし、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、フランスの名門マルセイユが同指揮官の招聘に向けてすでにオファーを提示したようだ。