Windowsでスクリーンショットを撮る方法のうち、特に便利なのが標準アプリ「Snipping Tool」だ。

Windowsでスクリーンショットを撮る方法はいくつかあるが、特に便利なのが標準アプリ「Snipping Tool」を使う方法だ。 【全画像をみる】Windowsパソコンのスクリーンショットを使いこなす。個人情報の塗りつぶしも Snipping Toolを使えば、スクリーンショットを撮りたい範囲をマウス操作で指定できる。 また、メールアドレスなどの個人情報を自動で塗りつぶす便利な機能も用意されている。

Snipping Toolの起動の仕方

Snipping Toolを起動するには、「スタート」→「すべてのアプリ」→「Snipping Tool」と選択する。 また、Windowsの検索ボックスに「Snipping Tool」と入力してもOKだ。 「Win＋Shift＋S」のショートカットでもSnipping Toolが起動する。画面が暗くなり、スクリーンショットを撮影する範囲を指定できる。 ちなみに、最新のWindowsでは「PrintScreen」キーを押した場合も同様の動作になる。

スクリーンショット内の文字を自動で認識

Snipping Toolには、スクリーンショットに写っている文字をテキストデータとして抽出し、コピーできる機能「テキストアクション」が用意されている。 使い方は、スクリーンショットの撮影後、ウィンドウ上部の「テキストアクション」ボタンをクリックする。 すると、スクリーンショット内の文字が自動で判別され、必要な部分をコピーできるようになる。 なお、ウィンドウ上部で「すべてのテキストをコピーする」をクリックすれば、認識したテキストをすべてコピーできる。

個人情報を自動で黒塗りにする機能も

さらに、「クイック編集」ボタンをクリックすると、メールアドレスと電話番号が自動で認識され、該当する部分が自動で黒く塗りつぶされる。 認識されたメールアドレスと電話番号は、まとめて塗りつぶされるので便利だ。 ちなみに、「クイック編集ボタン」のプルダウンメニューを開くと、「メールアドレス」と「電話番号」が表示され、クリックすることでそれぞれのチェックを外せる。 「メールアドレス」のチェックを外せば、メールアドレスは塗りつぶされずそのままになる。 電話番号も同様なので、どちらかだけを塗りつぶしたい場合は「クイック編集」から設定しよう。