リバプールが欧州CL4連勝!! 無敗対決でL・ディアスがハット、X・アロンソ聖地凱旋のレバークーゼンを4-0粉砕
[11.5 欧州CLリーグフェーズ第4節 リバプール 4-0 レバークーゼン] UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、リーグフェーズ第4節を行い、MF遠藤航所属のリバプール(イングランド)がレバークーゼン(ドイツ)を4-0の大差で破った。リバプールは就任1年目のアルネ・スロット監督のもと、新方式の欧州CLで開幕4連勝。遠藤はベンチ入りするも、欧州CLでは3試合続けて出番がなかった。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 ここまで3連勝中のリバプールと、2勝1分のレバークーゼンによる無敗同士の上位対決。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督は2004年から09年にかけて所属していた古巣との対戦にあたり、監督として初めて聖地アンフィールドに凱旋するという点でも注目の一戦となった。 前半は互いにボールを握り合い、拮抗した展開。まずは21分、レバークーゼンがMFジェレミー・フリンポンの攻撃参加で右サイドを破り、アーリークロスでペナルティエリア内を攻略しようと試みたが、FWビクター・ボニフェイスにはDFトレント・アレクサンダー・アーノルドがついてきており、良い形でのシュートには至らない。 一方のリバプールは前半36分、FWルイス・ディアスが獲得したゴール正面からのFKをアレクサンダー・アーノルドが狙うも、これは壁に直撃。同43分にはアレクサンダー・アーノルドからのロングフィードをFWモハメド・サラーが右の深い位置で受け、カットインからシュートを放ったが、GKルーカス・フラデツキーの正面に飛び、0-0でハーフタイムを迎えた。 ところが後半は一転、リバプールが圧巻のゴールラッシュを披露した。まずは16分、アレクサンダー・アーノルドからの斜めのパスをMFカーティス・ジョーンズが受け、スルーパスをペナルティエリア内に送り込むと、絶妙なタイミングでL・ディアスが反応。最後はGKフラデツキーの頭上を越すループシュートで先制点を奪った。 さらに直後の後半18分、リバプールはL・ディアスとサラーのパス交換で右サイドを崩すと、サラーが利き足ではない右足でゴール前にピンポイントクロスを配球。これに反対サイドから飛び込んだFWコーディー・ガクポが頭で合わせ、瞬く間にリードを2点に広げた。 なおもリバプールは止まらない。後半38分、MFアレクシス・マック・アリスターが右に展開し、サラーが今度は左足でクロスを送ると、ファーサイドで反応したL・ディアスが混戦の中でも冷静なトラップから右足で流し込んで3-0。終盤にはGKクィービーン・ケレハーのビッグセーブで失点を阻むと、同アディショナルタイム2分には豪快な速攻からL・ディアスが決め、ハットトリック達成で4-0とした。 そのまま試合はタイムアップ。リバプールはかつて選手として所属したアロンソ監督率いるドイツ王者の圧巻のゴールラッシュを見せつけ、同じく3連勝を果たしていた今節未消化のアストン・ビラに先立って開幕4連勝を果たした。一方のレバークーゼンは今大会初黒星となった。