<チ。 -地球の運動について->テレビアニメが第3章へ 受け継がれた信念の炎 メインキャラ声優に島袋美由利、日野聡 異端審問官役に入野自由
「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。 -地球の運動について-」が、1月11日放送の第16話「行動を開始する」から第3章に突入する。第3章のメインキャラクターを演じるキャストが発表され、ドゥラカ役の島袋美由利さん、シュミット役の日野聡さんが出演することが分かった。第16話から登場するC教の異端審問官のマズル役として、入野自由さんが出演することも発表された。 【写真特集】「チ。」 バトンは繋がれた 第3章はどうなる? 新キャラも 最新カットを一挙解禁
自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託したラファウの死が衝撃的だった第1章、地動説の証明にたどり着くもバデーニ、オクジ―、ヨレンタが悲劇的な最期を迎えた第2章を経て、ドゥラカとシュミットに“信念の炎”が受け継がれることになる。
「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカを演じる島袋さんは「ドゥラカは記憶力や思考力もありますし、何より肝が据わっていて勇敢です。父を亡くした経験から『金を稼ぐ』ことを信念としていて、神そのものを信じていない。これまでの登場人物とは少し異なり俗っぽいところがある人物です」とコメント。
「これまでつながれてきた地動説というバトンを、何かしらの学問に精通しているわけではないドゥラカが受け取ることになりました。彼女がどういう経緯で地動説を知ることになるのか、異なる信念を持つ人との対話を経てどう変化していくのか。ぜひご注目ください」と語っている。
シュミットを演じる日野さんは「シュミットは俗物的な思想には批判的な意見を持っている人物で、自然の現象にこそ神が宿ると考えている『自然崇拝』を理念に行動する人物です。一見変わった人物にも見えますが、生死に対しても非常に達観した考えを持ち、常に冷静な判断が出来る人物ですね」とコメント。
「非常に壮大でかつ深いテーマの物語で、歴史を動かす一手に命をかけ奮闘して来た人たちの生き様に魅力された方々も多いと思います。私もその1人です。この素晴らしい原作のアニメ化に、キャストの1人として参加することができて幸せです。放送をぜひお楽しみいただけたらうれしいです」と話している。