自動運転などのシミュレーションを強化、独PTVグループが最新版ソフト発表
PTVグループの交通シミュレーションソフトウェアの新しいバージョン「PTV Vissim Automotive」のイメージ
ドイツのPTVグループは7月31日、交通シミュレーションソフトウェアの新しいバージョン「PTV Vissim Automotive」を発表した。 このソフトウェアは、あらゆる車種に対応したレスポンシブ・デジタルテスト環境を構築するための包括的な新機能セットを提供する。 自動車メーカーにとって、車両シミュレーションは製品開発プロセスに欠かせないものとなっている。設計がまだ物理試験を行えるほど成熟していない場合や、プロトタイプが入手できない場合でも、仮想環境ではプロジェクトの初期段階から試験を開始することができる。シミュレーションは、現実世界では実現不可能な多様で大量のテストを可能にし、時間とコストを削減し、車両の安全性を高め、環境への影響を最小限に抑えることができる。
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レスポンス 森脇稔