フジ裏番組でWS再放送は「DeNAの下克上だったから……」 某球団の不振も影響? “日本シリーズ出禁”は「骨抜き」の声も
一足早い「WS終了」が救い
メディア関係者によれば今回、NPBがフジテレビに科した“出禁”は、実際は実効性が高いものではなかったという。フジテレビの系列局「テレビ西日本」が中継した第3戦でも、フジテレビとは別会社との理由で取材証は発行されていたとされ、あくまでスポンサー企業の顔を立てることが目的で、形式的なものに過ぎないようだ。 しかし、こうした場外戦が明るみに出たことで、内実とは異なっても結果的には報道の自由を制限したNPBの「狭量」と、そうまでして守らなければならない日本シリーズの「価値の現在地」が悪目立ちする形になってしまった。WSが第5戦で一足早く終わり、日本一が決まる日本シリーズの第6戦以降と重なることはなくなり、騒動が沈静化に向かうことだけが救いになるのだろうか。 デイリー新潮編集部
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