「8人に1人の女性が乳ガンになります」カーラ・ブルーニ、自身の乳ガンとの戦いを語る
2019年、カーラ・ブルーニは乳ガンと診断された。自分の闘病体験を語るまでにやや時間がかかったが、もう隠すことはない。今年も、乳ガン啓発のためのピンクリボン月間に入り、積極的にSNSで発信している。サルコジ元仏大統領の妻は、10月11日にインスタグラムに自分の体験を投稿し、この機会に検査を受けるようフォロワーに呼びかけた。 【動画】10月は乳がん月間! 正しい自己触診をするための簡単5ステップ
運が良かった
「4年前、私はホルモン依存性乳ガンと診断されました。手術、放射線治療、ホルモン療法を受けました。道のりは簡単ではありませんでしたが、運が良かったのです」とカーラ・ブルーニは書いている。そしてつぎのように続けた。「運が良かったと言うのは、ガンがとても小さかったからです。そしてなぜガンが小さかったかと言えば、毎年10月にマンモグラフィーを受けていたからです」 そして最後に、重要なことが3点あると呼びかけた。「8人に1人の女性が乳ガンになります。これは女性人口の12%にあたります。そして3番目に言いたいこと、それは『マンモグラフィを受けましょう』ということです」 その数カ月前、彼女は「ヴァニティ・フェア」誌面で、自分の体験について達観した考えを語った。「ガンのおかげで新しいとびらが開かれました。それでも、死が頭をよぎる体験です!でも最初のショックを乗り越えれば、痛かったり心配だったり、怖かったりはしますが、生を実感します」と同誌に語り、現在も治療中であり、「寛解状態にはない」ことを明かした。 フランスの保健機関のサンテ・ピュブリックでは、50歳から74歳の女性に対し、2年に1度、マンモグラフィを含む乳ガン検診を受けるよう呼びかけている。
text: T.H. (madame.lefigaro.fr)