チョウも寒さがこたえる リュウキュウアサギマダラが越冬 鹿児島・奄美大島
鹿児島テレビ
奄美地方でも寒さが続く中、鹿児島県奄美市笠利町の林ではチョウの仲間の「リュウキュウアサギマダラ」が寒さに耐え、冬を越す姿が見られました。 奄美市笠利町の林です。 木の枝に止まってじっとしているのが「リュウキュウアサギマダラ」です。 茶色と水色のまだら模様が特徴です。 奄美大島から南の島に生息し、冬場、気温が15度以下になると、北風のあたらない場所に集団で集まる習性があります。 撮影した午前9時ごろの気温は13.1℃。 この日は一本の木に20匹以上が羽を寄せ合い、寒さに耐えていました。 日が差し込み暖かくなると、羽を広げたり、あたりを飛び回ったりしますが、太陽が雲に隠れると再びじっとします。 春が待ち遠しいリュウキュウアサギマダラですが、県内では9日から土曜日にかけては、強い寒気の影響で気温がさらに下がりそうです。
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