いくらあればライブスコープが初められる? 何を買えばいいのか徹底解説!
ガーミン・ライブスコープの重要性、テクニック、威力はもう十分わかっている! あとは買うだけという段階に入ったものの、何と何を買えばいいのか? 見当のつかない人は、これを読んで見当つけましょう! 【画像】なるほど《ライブスコープセット》の料金概算
黒田健史(くろだ・けんし)
JBトップ50で毎年安定的に好成績を上げているトップトーナメンター。国内プロの中でもライブスコープをいち早く導入した一人。その買い方にも精通している。 ◆SDGーMarine YOKOTONE BASE 今回はライブスコープを好調に販売しているSDGマリンの横利根ベースに場所をお借りしてお話を聞いた。広大な敷地内にタックルショップとボートヤードがあり、ボート関係のメカニックも常駐。店内にはタックルはもちろん、ライブソナー対応型の魚探も多数取り揃えている。
最低限買うべきものは3つのアイテム
ガーミン社のライブスコープを買うことに決めたら、最低限何が必要かと黒田さんに聞いてみた。 黒田「魚探本体、振動子、ブラックボックス。この3つです。高性能な振動子が登場したために情報処理能力の高いブラックボックスが必要になりました」 ◆ライブスコープ3種の神器 ガーミンのライブスコープは、ライブスコープ対応の魚探本体、ライブスコープ搭載の振動子、そしてブラックボックスの3つが必要。
1.魚探本体(ライブスコープ対応)
魚探本体はGPSMAPの各シリーズと、ECHOMAPULTRAシリーズ、ECHOMAP UHD2シリーズは7inと9inのみ、ライブスコープに対応。2D魚探としても高性能だ。
2.ライブスコープ搭載振動子
振動子こそがライブスコープの心臓だといえる。LVS32は、低価格だが一世代前のモデル。LVS34は一番人気でバスフィッシングにフィットする性能。LVS62は、探査距離150mを誇る機種だが、価格もLVS34の倍以上になる。
3.ブラックボックス
ライブスコープは膨大な情報を処理するため、魚探本体だけでは機能しない。それを補うためにブラックボックスと呼ばれるデータ処理アイテムが必須。ガーミンでは写真のGLS10。振動子1個につき、ブラックボックスも1個必要だ。 振動子は3種類ある。いわゆるライブスコープはLVS32。でもこれは一世代前で、現在は後継機種のライブスコーププラスと呼ばれるLVS34が能力も高く、主流となっている。また、探査距離が150mとされるLVS62(ライブスコープXR)も無視できない存在。もちろん、複数取り付けて同時に見ることも可能だ。あとは予算と必要性の折り合いで決めるしかない。