決勝進出の卓球女子団体 張本美和は安どの涙「負けた時は苦しくて」まさかのストレート負け→2戦目勝利
「パリ五輪・卓球女子団体・準決勝、日本3-1ドイツ」(8日、パリ南アリーナ) 4大会連続メダル、悲願の金メダルを狙う世界ランク2位の日本は同5位のドイツと対戦し、2大会連続3度目の決勝進出を決めた。 【写真】涙止まらない張本をそっと抱きしめる早田ひな 平野美宇の嬉しそうな顔も最高 2勝1敗で王手をかけて迎えた第4試合は張本美和が再登場。シャオナ・シャンに11-8、11-5、最後は11-0のラブゲームで圧倒。勝利の瞬間、重圧から解放された張本の目からは涙がこぼれた。 第2試合で敗れていた張本は「本当にホッとしているひと言です。自分の1試合目負けた時は切り替えるのが苦しくて…」と再び涙を浮かべた。それでも、平野が第3戦に勝ち、リードしてバトンを受け取った。「もう1試合あると乗り切れた。自分の状態もあまり良くなく、緊張していたのもあった」というが、連敗はしなかった。勝利が決まると、兄の張本智和もインスタグラムのストーリーズを更新し、「美和」と拍手の絵文字を付けて祝福した。 決勝では中国と激突する。早田は「まず銀メダル以上を獲得でき、木原選手にメダルをかけたい。4人でメダルをかけたいと思っている」とリザーブメンバーの木原美悠を思った。チーム一丸で中国に挑む。