石油ストーブの灯油とガソリンを間違え…演習場のテント焼損 陸自隊員2人を戒告処分 伊丹駐屯地
陸上自衛隊伊丹駐屯地は、演習中に隊員2人が石油ストーブに入れる灯油とガソリンを間違え、テント1つを焼損させたとして、戒告処分にしました。 伊丹駐屯地の司令業務室によりますと今年4月、国内の演習場で午後10時ごろ「第36普通科連隊」の27歳と26歳の2人の陸士長が「天幕」と呼ばれるテントの中で石油ストーブに給油しようとしたところ、出火しました。 火が勢いよく燃え上がったために、6人用テントの敷き布と側面が焼けたということです。けが人はいませんでした。 陸士長の2人が、灯油と間違ってガソリンを石油ストーブに給油してしまったのが原因だということです。 両者は別々の場所に置かれ、内容の表示や識別用のカラーラインもあったということですが、夜間の作業だったことが関係しているとみられます。 伊丹駐屯地は8日付で2人を戒告処分にしました。
ABCテレビ