<春に挑む>選手紹介/13 東海大菅生・大島渉/二松学舎大付・青木大成 /東京
◇復帰戦で勝利に貢献 東海大菅生 大島渉(2年) 新チームでメンバー入りしたが、昨秋の都大会直前の練習で右手を骨折して控えに回った。復帰戦となった日大三との準決勝でスタメン出場すると、これまでの借りを返すかのように奮起。同点の八回に安打を放ってその後の勝ち越しにつなげるなど、2安打の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。 打撃に自信を持っている内野手。この冬はさらにスイングの速度を上げることを意識しながらバッティング練習を繰り返し、打力向上に励んでいる。苦手な守備も捕球の仕方や足の使い方を研究し、一歩ずつ技術を磨いている。 映画好きで、配信サイトから気になる作品を見るのが息抜きになっているという。【加藤昌平】 ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ右打ち(2)171センチ、68キロ(3)浦和ボーイズ(埼玉)(4)活躍するために体を大きくしている。センバツでは本塁打を打ちたい ……………………………………………………………………………………………………… ◇「必要な選手へ」努力 二松学舎大付 青木大成(2年) 昨秋の都大会で内野手としてベンチ入りし、中学での投手経験を生かしてバッティングピッチャーを務めてチームを支えた。試合中のベンチの雰囲気作りも任されている。 この冬は「チームに必要とされる選手になる」ことを意識して、主将のサポートや練習前のグラウンド周辺の整備などを率先してやるようにしている。技術面では課題の守備を強化するため、グラブを地面に付ける、足を使って前に出るなど、一つ一つの動きを徹底して練習している。 尊敬するプロ野球選手は、同校野球部OBで米大リーグ・カブスの鈴木誠也。オフの日は、サッカーやバスケットなどの試合を見たり、音楽を聴いたりしてリラックスする。【小林遥】=つづく ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ右打ち(2)173センチ、82キロ(3)愛知木曽川ボーイズ(愛知)(4)センバツに選ばれた以上は何としてでも勝つ