いわき駅周辺、街なか音楽一色 6日までコンサート 福島県いわき市
福島県いわき市平の中心市街地をステージに見立てた「いわき街なかコンサート(街コン)2024」は5日、開幕した。6日までの2日間で計290団体・約1900人が出演し、計15会場でバンド演奏やダンスなどを繰り広げる。いわき駅周辺は音楽一色に染まり、音楽ファンが各会場を巡りながら生演奏を堪能している。 初日は、いわきティーワンビル前など13会場でジャズやロック、アコースティック、ポップスなどのバンド演奏やストリートダンスが披露された。このうち、いわき駅前広場会場には30人編成のサンバ隊「アカデミア・サンバ・イワキ・ベレーザ」が登場し、演奏と踊りで盛り上げた。 最終日は15会場に増え、太鼓やよさこいの団体も出演する。時間は会場によって異なるが、屋外は午前10時から午後5時ごろまで、屋内は午前10時から午後6時15分ごろまで。 市内の音楽関係者や商工団体、福島民報社などでつくる実行委員会の主催。2004(平成16)年から開催し、今回が19回目。実行委員会は各会場に運営資金への協力を呼びかける募金箱を設置し、協力者にプログラムを配布している。会場や日程の詳細はホームページにも掲載している。
■「子ども縁日」も盛況 街コンに合わせ、福島民報社いわき支社は5日、平1町目公園で「平1町目フェスタ 子ども縁日」を催した。おもちゃが当たるくじ引き「千本つり」、おもちゃがもらえる輪投げ、お菓子が入ったカプセルを釣るコーナーなどを用意し、家族連れが楽しんだ。6日も午前11時から午後4時まで同公園で催す。