子どもの水泳教室が「1500円も値上がり」しました。来月から月8000円です。プールの利用料は「小学生2時間500円」なのですが、その他に何の金額なのでしょうか?
水泳教室は月謝以外にも費用がかかる
水泳教室には、月謝以外にもさまざまな費用がかかります。ほとんどの水泳教室では、入会時に入会金と事務手数料がかかります。なかには、毎年かかる年会費を徴収しているスクールもあるようです。 多くのスクールでは、水着、スイミングキャップ、バスタオルなどの指定用品が必要です。また、交通費が必要となるケースもあり、スクールバスを利用する場合にはバス代がかかります。その他にもロッカー代・保険料・イベント参加費など、スクールによってさまざまな費用が発生する場合があります。
スイミングスクールに通うメリット
水泳は全身を使うスポーツであり、筋力・柔軟性・持久力・バランス感覚など、身体能力全般の向上に役立ちます。プロのコーチから直接指導を受けることで、さまざまな泳法だけでなく、呼吸法やターンの技術など正しい水泳の技術を習得でき、水の事故を防げる可能性が高くなります。 さらに、他の生徒と一緒に練習することで、協調性やコミュニケーション能力を育むことができるでしょう。
習い事の値上げがキツい場合は他の方法で検討してみよう
水泳教室の月謝が値上げされたという人は多く、毎月の費用が増えてしまうという点で家計にとって痛手となるでしょう。水泳教室の月謝の値上げは、教室の運営費用の増加や教育の質の向上、または相場の変動を反映したものであると考えられます。 アンケートの結果から、小学生一人あたりの習い事の金額は1万~1万5000円が相場です。この範囲内であれば、水泳教室の月謝は一般的な範囲内といえるでしょう。今回のケースで、月8000円は安いほうかもしれません。 子どもが水泳教室に通うことは、身体能力全般の向上に役立ち、他の子どもたちとコミュケーションをとることができます。教室をやめる前に、食費やスマホ代など他で節約できないか、他の教室に変更するかといった方法も検討してみましょう。 出典 Novakid Inc. 習い事の費用に関する調査(PR TIMES) 総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部