EUROを前に気を引き締めるきっかけに? 屈辱的な敗戦を喫するもMFメイヌーは前向き 「負けた後にトーナメントに出場するのは良いことだと思う」
アイスランド戦フル出場
EUROの開幕まで残りわずかとなった中、イングランド代表は親善試合でアイスランド代表と対戦した。 EUROへ弾みをつけるために勝利を飾りたかったイングランド代表だったが、12分に失点を許すと、最後まで得点を奪えず、0-1の敗戦を喫した。 英『Daily Mail』は「屈辱的な敗戦」とこの試合について取り上げているが、今回スタメンフル出場を果たしたマンチェスター・ユナイテッドのコビー・メイヌーは前向きに敗戦をとらえている。サポーターからブーイングを受けたイングランド代表にこの敗戦が影響を及ぼすかどうか聞かれたメイヌーは「全然そんなことない」とキッパリ否定し、この敗戦を意味あるものにする必要があると語った。 「ロッカールームの選手たちの質はわかっている。今は、自分たちが十分な実力を持っていて、ドイツで戦えることをファンに示すだけだ。負けた後にトーナメントに出場するのは良いことだと思う。我々は負けたチームよりも優れていて、もっと良いサッカーができるとわかっているので、我々は今、自分たち自身に証明しなければならないことがある」 「屈辱的な負けだったし、今は団結しなければならない。我々は気合を入れて団結し、最初の試合に臨んで自分の主張を証明するモチベーションを持たなければならない。勝っていないとしても、私たちは学んでいるんだ。学ぶチャンスはどんなものでもいい機会だし、9日後よりも今のほうがいい」 EUROを前に思わぬ敗戦を喫してしまったイングランド代表だが、メイヌーは親善試合で良かったと語り、この敗戦から学ばなければならないと語った。選手層の厚さを考えてもイングランド代表はEUROの優勝候補の1つだが、今回の敗戦を本番で活かせるか。まずは決勝トーナメント進出をかけたスロヴェニア代表、デンマーク代表、セルビア代表とのグループリーグの戦いが控えている。
構成/ザ・ワールド編集部
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