友人が「一人暮らしの自炊はコスパが悪いから毎日外食」と言っているのですが、どう考えても自炊の方がコスパ最強ですよね?「外食」と「自炊」で1ヶ月にかかる費用の差はどれくらいですか?
一人暮らしをしている方は、「自炊より外食派」と「外食より自炊派」で分かれるのではないでしょうか。実際、自炊の方が外食より圧倒的に安くつくことが多いです。では、自炊が苦手な人はどうしたらいいのでしょうか。そこで今回は、「外食」と「自炊」の1ヶ月の費用を比較しながら、自炊しなくても節約できる方法を紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
「外食」と「自炊」の費用
ゴーフード株式会社が、一人暮らしをしている500名を対象に「自炊1回あたりの費用」について調査した結果、半数の人が「301円~500円」と回答していました。1日3食「自炊」だった場合、1ヶ月にかかる費用は「2万7090円~4万5000円」です。 一方、「外食1回あたりの費用」は、「701円~1000円」が最も多い回答となりました。1日3食「外食」だった場合、1ヶ月にかかる費用は「6万3090円~9万円」です。1日に1食や2食という方は、この費用には及びませんが、圧倒的に自炊の方が安くつくことがわかります。 食費の節約は自炊を基本にするとよいでしょう。
外食の節約術
自炊の方が高い節約効果が得られますが、毎日が多忙な場合には、自炊を続けることは非常に困難でしょう。自炊よりも外食の方が時間手間も省けるため、外食と節約を両立させたい人もいるでしょう。 ここでは、外食でも節約できる方法について確認していきましょう。 ■クーポンやポイントを使いこなす 外食でかかる費用を節約する方法で基本となるのは、店選びです。できるだけ価格の安い店を選ぶようにしましょう。最近では、クーポンやポイントを利用できるお店が増えてきています。 地域限定で本として販売されているものや、インターネットのグルメサイトに掲載されているものもあるなど、さまざまです。よく行くお店やエリアのお得な情報をこまめにチェックし、クーポンやポイントがあれば手に入れておきましょう。 また、金券ショップでグルメカードや株主優待券を購入するのも1つの方法です。よく利用するお店やお気に入りのチェーン店で利用できるものを選んでおけば、毎回の食事を割安に済ませることができるでしょう。クレジットカードは、カードによっては提示するだけで割引が受けられる店もあります。 さらに、ポイント還元率が優遇されているお店もあるため、手持ちのクレジットカードを確認してみましょう。あわせて、クレジットカードの優待もチェックしておくことをおすすめします。 ■飲み物は家から持参 外食の費用を節約できたら、次は飲み物などにかかるお金を節約しましょう。コーヒーチェーン店で毎朝仕事前や仕事終わりにコーヒーを買っている方もいるのではないでしょうか。自販機で買うという人もいるでしょう。飲み物にかかる費用は意外とかさむため、できるだけ外で買わず、家から持参してくるように心がけましょう。 ペットボトルはスーパーなどでまとめ買いをすると、1本当たりの単価が大幅に安くなります。荷物が少し増えますが、持参するだけで節約ができると思えば、気軽に始めることができるのではないでしょうか。 また、家で飲み物をつくればさらに節約に繋がります。コーヒーを毎日飲みたい方は、好みのコーヒーをマイボトルで持参するようにしましょう。
まとめ
ゴーフード株式会社の調査によると、3食全て「外食」だった場合と「自炊」だった場合の費用の差は、「1万8000円~4万5000円」です。食費の節約は自炊が基本ですが、毎日自炊することが難しいケースもあるでしょう。 外食で節約をしたい場合には、クーポンやポイントを活用したり、飲み物を持参したりするなどの工夫をすることをおすすめします。 出典 ゴーフード株式会社 「一人暮らしの食生活」に関するアンケート調査 ゴーフード株式会社 損保ジャパン Q外食の節約方法とは? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部