世界的歌姫「ニセ画像」が大統領選に影響?……テイラー・スウィフトさんにバイデン陣営も期待 「5人に1人がなびく」調査も
■落合さん「改善せず、解決策はない」
有働キャスター 「こういうことが相次いでいますが、社会を扇動するのにこうした技術も使われかねないということですよね」 落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー) 「そもそも、これからの時代はネットで受け取る情報は『全てが真偽不明』という前提でいることがまず大切だと思います」 「さらに言えば、性的画像が出回ったとしてもその人の評価には関係ないと思いますし、そうした成熟した社会になっていけばいいと思います」 「その上で、テクノロジーを規制するのではなく、毀損した名誉については裁判で解決してもらうのが適切なのではないかなとも思います」 有働キャスター 「とは言え、ウソか本当か、映像や画像を見分ける方法はないのでしょうか?」 落合さん 「何度か言っていますが、これは結構難しく、この件について話し始めてからだいぶ経ちますが、状況は悪化してますよね。改善はしないし解決方法は難しく、要は、チェックするAIは普通みんな使いません。見出しだけで判断したり、どうせ見たりします」 有働キャスター 「そうすると、拡散しないくらいしか、できることはないということですね」 (1月30日『news zero』より)