【川口オート SGスーパースター王座決定戦 初日】TR11Rは黒川京介 SG制覇の勢いに乗って
埼玉県・川口オートレース場の「スーパースター(SS)フェスタ2024」は、きょう27日に開幕。大みそかのSG「第39回SS王座決定戦」(優勝賞金3100万円)進出を懸けて、11Rと12Rでトライアル戦出場16人が激突する。なおSSトライアル戦に出場を予定していた木村武之は私病のため欠場。補欠1位の森本優佑が繰り上がり出場する。 11月に地元川口日本選手権でSG初制覇を成し遂げた黒川。堂々の1枠に座って中心を務める。豪快に1コーナーを先取りして、そのまま逃げ切るとみた。対抗は好位から黒川に襲いかかる金子。有吉のスタート力も侮れない。佐藤貴の一発に警戒したい。 <1>黒川京介 冷えた整備日の感触が悪くなかった。初日は気温が下がりそうなので、まずは点検程度。あとはクラッチを扱う。 <2>金子大輔 ずっとハネに悩まされてきたが、原因を見つけてパーツ交換したら解消された。タイヤに関しては気にしていない。 <3>有吉辰也 エンジンはいい頃に比べると下降気味かもしれないので、新品ヘッドを入れる。スタートは微妙。クラッチを扱う。 <4>佐藤摩弥 前回はパーツを交換して、タイムは最近の中では出ていた。まずは乗り心地を求めて乗りながら調整を考える。 <5>中村雅人 前節の飯塚はタイム的に頭打ちの感じだった。それを考えつつ、今回は中古のシリンダーに交換して確かめたい。 <6>長田稚也 前節はレース足がなかった。ケースを戻して、選手権と同じ状態にした。あとは気候に合わせてセッティングで。 <7>佐藤貴也 飯塚で新品クランクに換えてから凄くいい。地元でハネとあおりが凄かったので川口に来てチェックした。 <8>森本優佑 (繰り上がりで)トライアル戦に出られて光栄です。シリンダーとヘッドを新品にした。問題はスタート。 ▽SSトライアル戦 2016年(第31回)から実施方法が3戦制から4戦制に変更された。16人が初日~4日目(27~30日)の各11、12Rでそれぞれ4走して、平均競走得点上位8人が最終日(31日)12R「王座決定戦」に進出する。同点の場合は優先順位上位者。得点下位8人は同10R「順位決定戦」に回る。なお、初日11R2、4、6、8着と同12R1、3、5、7着の8人が2日目11Rへ、初日11R1、3、5、7着と同12R2、4、6、8着の8人が2日目12Rへ進む。枠番は第1戦入着上位選手から順番に抽選となる。得点は1着から順に10、8、6、5、4、3、2、1点。試走戒告と競走戒告はマイナス3点、競走注意はマイナス1点。