【NFL】契約延長は「きっと何とかなる」と自信を示すジャガーズQBローレンス
春の終わりから夏にかけての時期は、典型的な契約再交渉のタイミングだ。今のところ、クオーターバックが大型の延長契約を結んだ事例は、ジャレッド・ゴフがデトロイト・ライオンズと4年2億1,200万ドル(約331億5,118万円)でサインしたのみとなっているが、ベイカー・メイフィールドもフリーエージェント(FA)になる直前に、タンパベイ・バッカニアーズと延長契約を結んでいる。
トゥア・タゴヴァイロア(マイアミ・ドルフィンズ)、ダック・プレスコット(ダラス・カウボーイズ)、ジョーダン・ラブ(グリーンベイ・パッカーズ)といったNFL界隈の大物クオーターバックも現在、それぞれの契約更新を待っている。昨年は、ジェイレン・ハーツ(フィラデルフィア・イーグルス)、ラマー・ジャクソン(ボルティモア・レイブンズ)、ジャスティン・ハーバート(ロサンゼルス・チャージャーズ)、ジョー・バロウ(シンシナティ・ベンガルズ)が年平均5,100万ドル(約79億7,367万円)以上となる延長契約を結んでおり、なかでもバロウが受け取る年平均5,500万ドル(約85億9,905万円)はリーグ全体で最高額となった。
ゴフが年平均5,300万ドル(約82億8,668万円)の契約を結んでいることを踏まえると、若手の大物クオーターバックたちは皆、その金額を上回る契約を求めているかもしれない。しかし、それを実現できるかどうかはまったく別の問題だ。
ローレンスは7月から始まるジャガーズのトレーニングキャンプに参加する前に、新しい契約がまとまっているのが理想的だとしつつも、それが保証されるわけではないことも理解しており、こうコメントした。
「契約のことを気にせずにトレーニングキャンプに入ることができたら、気持ち的にも楽だから、それが理想だと思う。いずれにしても、前にも言ったように、俺が取り組む仕事は変わらない。常にすべての状況をコントロールすることはできないけれど、どのみち、取り組む仕事は同じだ。もちろん、できるだけ早く契約をまとめて前に進むことが理想だけどね」