【NFL】契約延長は「きっと何とかなる」と自信を示すジャガーズQBローレンス
ジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスは、今オフシーズンに長期の延長契約を結ぶことができるようになっているものの、まだ新しい契約は成立していない。しかし、現時点では、ローレンスはまだ何も正式に決まっていないことについて、慌ててはいない。ローレンスは現地3日(月)に、いずれ何かが決まると信じていると明かしている。
ローレンスはOTA(チーム合同練習)の場で記者団に対して「もちろん、何が起こっているかは把握しているけれど、ここで自分の仕事に集中するようにしている。それはきっと何とかなると信じているし、心配する必要はないと思っている」と語った。
ローレンスが交渉から目を背けて、ただ成功を祈っている、というわけではない。ローレンスは交渉の進捗状況は把握しているが、細かなことは交渉チームに任せているようで、次のように説明している。
「そのためにお金を払って人を雇っている。それは俺の仕事じゃない。もちろん、何が起こっているかは知っているし、その状況も把握している。それは確かに重要なことだと思うけれど、今はチームの勝利に貢献するために、最高の選手になろうと努力することに自分のすべての集中力とエネルギーを注いでいる」
ローレンスは2022年にキャリア最高のシーズンを送ってブレイクを果たしたものの、昨シーズンはやや後退した。パス成功率とタッチダウン率は下がり、喫したサックとインターセプトの数が増加。キャリア開始から49試合連続で先発出場していたローレンスだったが、昨シーズンは初めて試合を欠場している。
それでも、ジャガーズは依然としてローレンスを強く支持する姿勢を見せており、このオフシーズンはオフェンスの補強に力を入れている。先週、ジャガーズのヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンはローレンスの契約について「うまくまとまることを願っているし、そうなるだろう」と述べた。
では、何がネックになっているのだろうか?