今年の年末年始はやりくりが大変…。この時期の散財とどう付き合う?
年末年始の休み後に節約するのは意外と難しくない
年末年始に、予算以上に出費をしてしまったと思った自責の念と、「新しい年を迎えた」というすがすがしい気持ちから、休暇明けは出費を切り詰めることにそこまで抵抗はなくなるということもあるでしょう。 2~3ヶ月かけて日ごろの出費についてプチ節約を目安として取り組むなら、大きな負担感にはならないでしょう。逆に「年末年始に出費がかさみそうだから、今節約しておこう」とすると、休暇中の「ごほうび出費」として予想外に使い込んでしまうケースもあります。 そうはいっても、際限なく散財するのではなく、あくまで自分たちがかつて支払っていた金額より22~25%アップになってもやむを得ない、などというざっくりとした枠組みは設定しておきましょう。 この数字的な根拠は、先ほどの資料の10月~12月期は平均12%アップという数字に年末年始と円安によるモノ全体の値上がり分を乗せてイメージしたものです。当然、この数字は各家庭の状況によって変わりますから一概にはいえませんので留意しましょう。 心穏やかに1年の大事なイベントを過ごすことで、新たな気持ちで家計運営に取り組んでみてはいかがでしょうか。 出典 国土交通省 観光庁 旅行・観光消費動向調査 2023年7-9月期(速報) 執筆者:柴沼直美 CFP(R)認定者
ファイナンシャルフィールド編集部