【NFL】カウボーイズQBプレスコットがマッカーシーHCの来季続投を支持
プレスコットとマッカーシーHCは共に、2021年から2023年にかけて3年連続でレギュラーシーズンを12勝5敗という好成績で終えることに貢献したものの、ポストシーズンの成績は1勝3敗にとどまった。その中で最も痛手となったのは、昨シーズンのワイルドカードラウンドでマッカーシーHCの元所属先であるグリーンベイ・パッカーズにまさかの敗北を喫した試合だ。
解任されるのではないかという憶測が飛び交ったが、マッカーシーHCは契約最終年にあたる2024年も引き続き指揮を執っている。
2020年、プレスコットの出場は5試合にとどまった。プレスコットが素晴らしい活躍を見せたそれらの試合でカウボーイズは2勝3敗の成績を収めている。今年、カウボーイズは当時よりも優れた3勝2敗という成績でシーズンをスタートさせたが、その後に暗礁に乗り上げて5連敗を喫した。
カウボーイズが5勝7敗と苦戦している理由については延々と議論できるだろう。カウボーイズではプレスコットだけではなく、ラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズやコーナーバック(CB)ダロン・ブランド、ディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンスも深刻なケガに見舞われてきた。カウボーイズはこのオフシーズンにロースターの再編成をほとんど行っていない。そして、当然のようにマッカーシーHCには多くの批判が投げかけられている。
現在2連勝中のカウボーイズは現地9日(月)夜に、自分たちと同様に精彩を欠いているシンシナティ・ベンガルズと対戦する予定だ。カウボーイズはプレーオフ進出の可能性がまだあると信じている。
ジョーンズはシーズン中のコーチ変更には反対という立場を貫いているため、月曜日やそれ以降の試合の結果にかかわらず、マッカーシーHCは多くのことを証明する必要がある中で、2024年シーズンの最後まで現在の地位にとどまる見込みだ。
プレスコットは復帰を果たす2025年に目を向けつつ、同じプレーコーラーおよびヘッドコーチと共に新しいシーズンを迎えたいという望みを明らかにしている。