「以前は、まともにいく投球が多かったが…」6年ぶりの先発勝利を挙げた唐川侑己の投球スタイルの変化を谷沢健一氏が分析
◆ 「素直な回転のストレートが多かったが…」 ロッテは27日、楽天との試合(楽天モバイル)に5-3と勝利。先発の唐川侑己が先発として2018年以来の白星を挙げた。 4回まで無安打ピッチングと抜群の安定感を見せた唐川だったが、5回に先頭の鈴木大地の二塁打をきっかけに、一死三塁のピンチを背負うと中島大輔に適時二塁打を許し失点。しかしその後は山田遥楓、石原彪を打ち取り最少失点で切り抜ける。6回も得点圏にランナーを背負ったが無失点に抑え、この回でお役御免。被安打3の4奪三振、1失点と十分に役割を果たし、先発として2214日ぶりの白星を挙げた。 好投を見せた唐川について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「まだまだ若々しいですよね。カットボール中心に投げてますけど、カットボールを投げているというよりも、真っ直ぐを投げたら勝手にスライダーしていると言いますか、昔よく言われていた“真っスラ”のような感じで投げているのかなと思いますね」と唐川の代名詞・カットボールについて言及。 同番組に出演した解説者の谷沢健一氏は「以前は、まともにいく投球が多かったんですよ。素直な回転のストレートが多かったので、真っすぐか変化球か打者に読まれやすい感じがしていました。この試合の投球のようにカットボールが増えたというのは、ボールに癖をつけると言いますか、そういったことをファームの方で磨いていたんじゃないかなと思いますね」と以前の投球スタイルとの違いについて分析した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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