妻が回転ずし店のテイクアウトで大量に「ガリ」を持ち帰ります。マナー違反になる場合もあるのでしょうか?
窃盗罪に問われた場合の罰則
窃盗罪は、刑法235条に基づき、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が処されます。1キログラム当たり1000~1500円程度で購入可能なものを持ち帰ったために10年以下の懲役や50万円以下の罰金を支払うのはリスクが高いです。万が一の場合にも、窃盗罪に該当しないためには、回転ずし店ではガリの持ち帰る量は常識の範囲内におさえておきましょう。 常識の範囲内の目安としては、厳密な定義はありませんが、注文した人数と同じ分を目安にするとよいでしょう。3人分注文したのであれば3個、5人分であれば5個といった形です。 大前提として、お店側が「お1人さま〇個まで」と指定している場合は、お店側の定めた規則を守りましょう。複数人分のガリを持ち帰りたいなどの理由があり、少し多めに持ち帰りたい場合は、お店の方に相談すると不要なトラブルを避けられるため安心です。マナーを守り、お互い気持ちの良い環境を作るよう心がけましょう。
回転ずし店でのガリの大量持ち帰りはマナー違反|窃盗罪に問われるリスクもある
回転ずし店でガリを大量に持ち帰る行為はマナー違反です。また、場合によっては窃盗罪に該当するリスクもあるため、持ち帰る量には注意しましょう。 お店側が持ち帰る量を指定している場合は、お店側の規定に従い、指定がない場合であっても人数分程度持ち帰るなど常識の範囲内で収めるようにしましょう。ガリは、1キログラム当たり1000円~1500円程度で購入可能なものもあります。万が一、窃盗罪に該当した場合のリスクを考え、たくさん食べたい場合などはご自身で購入しましょう。 出典 e-Govポータル法令検索 刑法(明治四十年法律第四十五号) 第二編 罪 第三十六章 窃盗及び強盗の罪 第二百三十五条(窃盗) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部