石破首相、相次ぐ闇バイト強盗受け防犯対策の強化検討…ＳＮＳ不正広告監視や「青パト」拡充の考え
石破首相は２２日午前、ＳＮＳで募った「闇バイト」による強盗事件が相次いでいることを踏まえ、２０２４年度補正予算案で防犯対策の強化を検討すると表明した。警察庁の露木康浩長官から一連の事件の報告を受けた後、首相官邸で記者団の取材に答えた。
首相は、ＳＮＳ上の不正広告監視や、地域ボランティアの自主防犯パトロール車（青パト）の態勢を拡充する考えを示し、「必要であれば補正予算も通じて対応したい」と語った。
１９日朝に自民党本部と首相官邸が襲撃された事件については、「民主主義が暴力に屈することになりかねない。選挙（衆院選）は予定通り進める」と強調した。
