「楽をして勝とう」という考えの人間が勝てる人、勝つ人を支えている【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第133回
大谷翔平選手に「どうやったらホームラン打てるの?」と聞いてるようなものです。 藤井聡太七冠に「どうしたら将棋強くなれますか?」と聞いているようなものです。 「天才は1%の才能と99%の努力」エジソンの有名なセリフですが、一流の人達は才能はもちろんですが、努力を怠りません。勝つために練習、研究、トレーニングをしています。 頭良くなりたい、でも勉強はしたくない。お金持ちになりたい、でも仕事はめんどくさい。宝くじ当たんないかなぁ。朝起きたらイケメンになってないかなぁ。 ドラえもんは現実にはいないのです。 ただ、必ずしも努力が報われるとは限りません。いかに努力したかで勝敗が決まるわけでもありません。 大谷翔平選手も三振します。藤井聡太七冠も負けます。 僕なんかは数え切れない失敗や負けを味わってきています。順風満帆になんか程遠い人生です。 人に誇れるようなこともありません。死ぬまで満足することもないでしょう。肉体は老いていき、衰えていくでしょう。ただ、一生成長し続けていくと思っています。 人間には2種類の人間がいる。喰う側の人間と喰われる側の人間。映画などでよく出てくるセリフです。まあだいぶ極論ですが、的は得ています。 結論、勝つためには自分で切り拓かなければならないと思います。他人の世話になったり、アドバイスをもらったり、時には利用したりすることもあるでしょう。 しかし、人に頼っていては何も得られないと思うのです。 勝つこと、幸せになること、この基準は人それぞれ違います。 競馬に負けたからといって人生に負けたわけでもないですし、裕福とは言えなくても幸せな人も沢山います。 自分の中の勝ちを目指して人生を歩むことが大切なことかなと思います。 ☆じゃいさんに相談したい悩み事を募集します! ペンネーム・性別、相談に必要な情報(年齢や職業など)があればそれも明記し、以下アドレスまで相談内容をメールでお送りください。じゃいさんが「ギャンブル的思考」でアドバイスします! 【jay_sodan@shueisha.co.jp】まで! じゃい1972年生まれ、神奈川県出身。97年にお笑いトリオ「インスタントジョンソン」を結成し、ネタ作りを担当。芸能界随一のギャンブラーとして知られ、過去には9370万円の馬券を的中させたことも。『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』(KADOKAWA)など著書も多数。 構成・撮影/キンマサタカ