「キックの試合みたいですね」那須川天心ボクシング転向から3連勝も 予想外の初TKO
◇ボクシング・121ポンド契約8回戦(23日、エディオンアリーナ大阪) キックボクシングからボクシングへ転向した那須川天心選手は、3戦目で初の世界ランカーと対戦し、TKO勝ちで3連勝を飾りました。 【画像】ロブレス戦への意気込みを語ったボクシング・那須川天心選手 対戦相手はWBO世界バンタム級14位のルイス・ロブレス選手。 那須川選手は第1ラウンドから左ボディーを中心に相手にダメージを与えると、第2ラウンドも左ボディーをあて、那須川選手ペースで試合が進みます。 そして第3ラウンドも左ストレートや左ボディーが相手をとらえ相手を圧倒。続く第4ラウンドのゴングが鳴り試合再開かと思われましたが、ロブレス選手が右足を気にするしぐさを見せ、リングに立てず、那須川選手がTKO勝利。予想外の幕切れにやりきれない表情を見せる場面もありましたが、那須川選手はボクシング転向から3連勝となりました。 試合後、那須川選手は「足痛めたってキックの試合みたいですね」と苦笑い。 さらに続けて「今、進化を見せている途中で、自分の中でも強くなっている自信があって、進化している姿を見せられていると思う」と自身の確かな成長を語りました。 そして「『KOできない』って言われていましたが、KOできました。これからも強くなり続けるので応援していただけるとうれしいです。今回ダメージないので次戦もすぐやりたいと思います」と意気込みました。