最終戦・香港との大激戦に敗れて日本は5位。第3ステージ進出ならず【混合団体W杯 結果まとめ 】
ITTF混合団体ワールドカップ<12月1~8日/中国・成都>が行われ、日本チームは第2ステージで4敗を喫して5位となり、第3ステージ進出はならなかった。 【アーカイブ配信】『ITTF混合団体ワールドカップ2024』12月1日(日)~9日(日)開催!(結果速報・リーグ表) 昨年に続き2回目の開催となった混合団体ワールドカップ。 前回3位の日本は、田中佑汰(個人)、吉山僚一(日本大学)、萩原啓至(愛知工業大学)、川上流星(木下アカデミー)、森さくら(日本生命)、笹尾明日香(日本生命)、赤江夏星(日本生命)、面手凛(山陽学園高校)というメンバーで臨んだ。 今大会は、1番:混合ダブルス、2番:女子シングルス、3番:男子シングルス、4番&5番:女子ダブルスまたは男子ダブルスの5試合で戦う男女混合団体。 それぞれの試合は特殊な3ゲームマッチ(3-0もしくは2-1で決着)で行われ、先に計8ゲームを獲得したチームが勝利するリレー形式となっている。
4チームによるリーグ戦で戦う第1ステージは、強豪ドイツを初戦で下して全勝で1位通過を果たした日本。8チームで争われる第2ステージに進出した。 アメリカ、フランスに勝利した日本だったが、層の厚さで上回ったルーマニアに2-8で敗れて初黒星を喫すると、続く中国、韓国にも敗れて3連敗。
上位4チームで争われる第3ステージ進出をかけて最終戦で香港と対戦、第1、第2試合でリードを奪われたものの、第3試合ではエースの田中佑汰が奮闘。 香港のエース・黄鎮廷との打撃戦を制して2ゲームを奪い差を縮めると、赤江夏星/面手凛が今大会では初のペアリングながら息の合ったプレーを見せて2ゲームを奪取。ついに日本がゲームカウント6-6に追いついた。 最終第5試合は愛知工業大の先輩後輩でもある田中佑汰/萩原啓至ペアが粘り強いプレーで第2ゲームを奪い返したが、第3ゲームは前半でリードを奪われ後半で巻き返すも9-11で敗退。 あと1ゲームが奪えず、惜しくも第3ステージ進出を逃した。 決勝は中国が韓国に8-1で勝利。王楚欽、孫穎莎という男女世界1位を揃えた最強軍団が危なげなく2連覇を達成した。