すぐ近くに民家が…台風に伴う大雨で約30mにわたり崩れた川の堤防を知事が視察 応急工事終え2日避難指示解除
台風10号に伴う大雨で、川の堤防が崩れた三重県松阪市の現場を9月3日、一見知事が訪れ、被害状況を確認しました。 【動画で見る】すぐ近くに民家が…台風に伴う大雨で約30mにわたり崩れた川の堤防を知事が視察 応急工事終え2日避難指示解除 松阪市を流れる堀坂川は、先月31日に県北中部で発生した線状降水帯による大雨などで増水し、堤防の護岸のコンクリートブロックがおよそ30メートルにわたり崩れました。 一見知事は3日午前現場を訪れ、およそ1トンの土嚢を堤防と同じ高さまで積み上げた応急工事の状況などを確認しました。 一見三重県知事: 「すぐ近くに民家があるので、住民の方々も気が気ではなかったかなと思います。どういう状況で欠損したのか原因を究明して、それに対応できるような復旧方法を考える」 応急工事の完了を受けて2日夕方、周辺の52世帯101人に出されていた避難指示は解除されました。 三重県は今後、国に補助金の申請を行い、11月ごろまでに本格的な復旧工事を始める方針です。 ※画像は三重県提供