井上尚弥、最長10ラウンドスパー実施 「試合はもう問題ない」 大橋会長「さらにディフェンスが良くなっている」
-―今年3試合目の世界戦
「もう慣れたものですよ(笑)。ただ、毎試合、毎試合、前回の自分を超えること(がテーマ)。ドヘニー戦はドヘニー戦でやれることをしっかり自分の中で120%やったつもりでいる。そのドヘニー戦を超えることがテーマというか、そこと比べて落とすことなく練習できればしっかり仕上げることができる」
-―グッドマンは2団体で世界ランキング1位。全勝の挑戦者だ
「周りの下馬評を意識していたら、最高の自分は作れない。自分としてはどの相手でも、死ぬ気で覚悟を持って挑んでくると思っているので。番狂わせをしてやろう、一晩で人生を変えてやろうという選手の気持ちを、自分が上回る気持ちでやらないと、気持ちの差が出ると思う。意識するのはそこですね。スパーリングの内容、もちろん対策も大事ですけど、一番は気持ちを作り上げる。気持ちさえ作り上げることができれば、そこに隙も生まれずにやることができる。そうすれば問題ないと思う」