「側弯症で歩けなくても娘は口達者でかわいい」先天性疾患のあるちいりおの母がわが子の姿を発信する「本当の理由」
佳寿美さん:はい。夫は、理央奈が赤ちゃんのころからお笑いを仕込もうと頑張っていたんです。2歳年上の息子は同じことをしても冷めた感じだったんですけど、理央奈はすごくお笑いにハマって、いつのまにか自分からボケるように(笑)。 理央奈は、性格が明るくて、「人を笑わせたい」「笑顔になってほしい」という気持ちが強いなあって感じます。私と息子はあまりそういうタイプではないと思うんですけど、夫と理央奈は明らかに、「人に笑ってほしい」「楽しんでほしい」というサービス精神がすごくあると思います。
■「パパへのお説教は、本当はもっと長いんです(笑)」 ── 普段、YouTubeは、どんなスケジュールで撮影されているんですか? 佳寿美さん:ショート動画は、晩ご飯を食べているときや晩ご飯後の団らん、お風呂に入った後などのタイミングで、日常のひとコマを切りとるような感じで撮影しています。 実は、パパへのお説教って本当はもっと長いんです(笑)。お説教が始まったら撮影を始めて、一部を切り取っています。長い動画は、撮影も編集も結構時間がかかるんですけど、娘が「次はこういうのを撮りたい」ってリクエストしたものを週末にまとめて、夕飯の前とか時間があるときに撮影しています。
── 佳寿美さんはお仕事もされていて、家事と子育て、動画の撮影・編集と、すごくお忙しいと思います。たとえば、毎日の夕飯はどうされているんですか? 佳寿美さん:本当は家事代行サービスなどを利用したいところですが、田舎なのでなかなか難しくて…基本的に自分で作っていますね。家族の健康のために、できるだけ料理は手作りしたいんです。といっても、毎日「もう今日は無理。ご飯、(作らなくても)ええかな~」って言ってるんですけど(笑)。
理央奈ちゃん:それでも、いつも作ってくれる(隣にいるママを見てニッコリ)。 佳寿美さん:ときどき外食しちゃうけどね(笑)。