53歳のS級戦士が3か月ぶり復帰 長期欠場の理由は「もう一度調べたら股関節が折れていた」/取手競輪
取手競輪「レジェンドカップ・サンスポ賞(F1)」が21日に開幕。11RのS級予選に出場した室井健一(53歳・徳島=69期)に話を聞いた。 3か月ぶりの実戦となった室井健一が、前々に攻めた橋本凌汰の仕掛けに乗って直線伸びると、3着に入って予選をクリアした。 そもそも長期欠場の原因とはなんだったのか。「2月の静岡で落車して、股関節が折れていたみたい。ただ医者が『折れていない』と言うのでそのあとも走ったし1着も取れていたけど、痛みが強くなったからもう一度調べたら折れていた。(2か月欠場して)5月の西武園で復帰したけどレースにならなかったし(今度は3か月)休んで今回復帰しました。治った? いやいや、一生治らないって言われたし、走らないとしゃあないからね。今日は橋本君が前々に攻めてくれたおかげですよ」と幾多の修羅場をくぐり抜けてきたベテランはサラリと言ってのけた。(netkeirin特派員)