2025年1月1日、米ラスベガスにあるトランプ・インターナショナル・ホテルの入り口でテスラ製のEVが炎上し、広がる煙。ソーシャルメディア動画から=ロイター

　米ラスベガスで1日午前、トランプ・インターナショナル・ホテルの外で、米電気自動車（EV）大手のテスラ製「サイバートラック」が炎上する事故が発生し、AP通信によると1人が死亡、7人が負傷した。原因は明らかになっていないが、ABCテレビによると、警察はテロの可能性もあるとみて調べている。 【写真】2025年1月1日、米ラスベガスにあるトランプ・インターナショナル・ホテルの入り口でテスラ製のEVが炎上し、広がる煙。ソーシャルメディア動画から=ロイター 　トランプ・インターナショナル・ホテルは、トランプ次期大統領が経営する不動産の一つ。事故を受け、トランプ氏の次男で、グループ企業の経営を担うエリック・トランプ氏はX（旧ツイッター）への投稿で火災があったことを明らかにし、「顧客とスタッフの安全が最優先だ」と述べた。 　一方、テスラを経営する起業家のイーロン・マスク氏はXに「テスラの幹部が全員、この事態について調べている」と投稿。「過去に、このようなことは見たことがない」とした。また、マスク氏はその後、「爆発はサイバートラックに積まれていた花火か爆弾によって起こされ、乗用車そのものには関係ないと確認した」「テロ行為の可能性が高い」などと投稿した。