【写真：Getty Images】

　2026年FIFAワールドカップ・アジア最終予選の10月シリーズに向けて、サッカー日本代表のメンバーが発表された。今回の2試合はアジアの中でも強豪と呼ばれる相手との対戦となるが、現地時間10日に行われたサウジアラビア代表戦では2－0で勝利を収めている。そんな現在の日本代表の選手たちを市場価値ランキングで紹介する。データは10/11時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。（10/3のメンバー発表以降のメンバー変更は考慮しない）

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4位：鎌田大地 生年月日：1996年8月5日 所属クラブ：クリスタル・パレス（イングランド） 市場価値：1800万ユーロ（約28億8000万円） 　4位にランクインした鎌田大地（約28億8000万円）は、所属先のクラブで絶対的な存在とはなっていないのが現状だ。 　今夏加入したクリスタル・パレスでは、恩師のオリバー・グラスナーが監督を務めているということもあり安定した出場機会を得られると誰もが思っていたのではないだろうか。だた、世界最高峰のプレミアリーグに順応することがいかに難しいか、今の鎌田が証明しているように見える。 　強度とスピード感に遅れをとっている鎌田の出場機会は徐々に減っていき、この状況が続くと市場価値にも影響が出るかもしれない。 　一方で、日本代表においては安定したパフォーマンスを発揮している。ボランチとシャドウの両ポジションをこなせる器用さを持ち、柔軟に立ち位置を変えることでスムーズな攻撃を可能にしている。 　その特徴を活かし、サウジアラビア代表戦では貴重な先制点をあげる活躍も見せ、アジア最終予選の3連勝に大きく貢献している。