【戸田ボート・SGダービー】まさに「地の利の強さ」
<23日・戸田ボート・2日目> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 「戸田は苦手ですね」と話してくれたのは定松勇樹。理由を尋ねると「狭いのもあるけど、少しでも舟が跳ねると流れて岸壁が見えてくる。だからといって弱気なターンをしたら駄目ですからね。自分らしいターンをするのが難しい」とのことだそうだ。 その話を聞いた上で見た2日目10Rは、地元の桐生順平が、6枠から的確なターンであれよあれよと2着まで浮上した。機力も中堅程度と決して出ているわけではない中での好成績。走り慣れた強みをまざまざと見せつけられたようだった。元よりどの場でも着取りが安定している桐生だが、ここ戸田ではさらに増して狙いたい。 (3日目の狙い目) ▼7R インの篠崎元志の舟足が中々上がらないなら、桐生の機力でも差し切りは十分。2―134―1345。 ▼10R 機力と成績がかみ合わない石野貴之だがそろそろ一発あってもいい。5―136―全。