【定額減税補足給付金】9月締め切りの自治体も!各地で進められる給付金情報
1人あたり4万円の減税が実施される定額減税が、6月からスタートしました。 定額減税しきれない人には、お住まいの自治体から調整給付金が支給されます。 ◆【イメージ図】定額減税の流れと「調整給付金の金額の算出方法」 では、定額減税の調整給付金は、どのようにして支払われるのでしょうか。 今回は、調整給付金の概要や年収ごとの調整給付金がいくら支給されるのか解説します。 記事の後半では、9月に申請期限をむかえる自治体についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
定額減税の調整給付金
定額減税の調整給付金について、概要と年収ごとの目安額を確認しましょう。 ●調整給付金の概要 調整給付金は、定額減税がしきれないと見込まれる人に支給される給付金です。 定額減税は、毎月の源泉徴収分から減税総額に達するまで減税します。 減税総額を毎月の源泉徴収から引ききれない人に、調整給付金が支給されます。 ●調整給付金 たとえば、源泉徴収分が4万円で所得税の減税総額が6万円だった場合、2万円が調整給付金として支払われます。 調整給付金の支給額は、1万円単位です。 もし、引ききれなかった減税額が千円以下の単位であれば、切り上げられて支給されます。 では、年収ごとに調整給付金がいくら支給されるのか、確認しましょう。 ●年収ごとの調整給付金の目安 妻と子ども2人の合計3人を扶養している夫の場合、定額減税は所得税と住民税あわせて16万円になります。 16万円の定額減税であれば、調整給付金がいくら支給されるのか、年収ごとに確認しましょう。 今回は名古屋市が公表している例を紹介します。 ・年収300万円:14万円 ・年収500万円:6万円 ・年収700万円:なし 年収300万円の場合、定額減税しきれない額は13万5100円でした。 1万円単位で引き上げるので、調整給付金は14万円となります。 年収500万円の場合は、定額減税しきれない額が5万4000円でした。 1万円単位で切り上げるので、調整給付金は6万円となります。 次に、単身世帯で確認しましょう。 単身世帯であれば、定額減税は4万円となります。 年収ごとの調整給付金は以下のとおりです。 ・年収130万円:3万円 ・年収200万円:1万円 ・年収300万円:なし 単身世帯で年収130万円の場合は、減税できなかったのは2万6650円でした。 そのため、調整給付金は3万円となります。 年収200万円の場合、減税しきれない金額が3000円なので、調整給付金は1万円になります。 調整給付金を受け取るためには、各自治体に申請手続きが必要です。 では、調整給付金の申請手続きをどのようにするのか確認しましょう。